初めての入院
投稿日:2020/08/09
医師として振り返り 蹉跌から虚心坦懐へ
突然ですが、平成31年1月に初めて1週間入院しました。
1月15日済生会病院入院。16日、午後脳外科医師により頸椎脊柱管狭窄の手術を行う。頸椎3番から6番の椎弓形成術。7番も1部削り、拡大しました。この時一部に癒着があり剥離に時間がかかりました。手術時間は4時間15分要しましたが、無事終了しました。
手術翌日すべての管の抜去後に、ご訪問いただいた林靖二先生に、失礼にもお尻を見せながら看護師さんに服を着せてもらい、林先生の前で歩いて見せたのです。先生もびっくり仰天していました。頸髄症は錐体路障害で運動機能障害ですから、翌日から動けばいいのです。知識、記憶をつかさどる神経の可塑性ではないのです。
手術の内容は頸椎弓形成術です。この痛みに約10年苦しみました。無理したのでしょう。
これでは、お前は医者かと疑いたくなります。特に家族からそう言われました。
さらにこの後 同年の6月26日に、腰椎第5、6番の腰椎脊柱管狭窄の手術を行いました。